大阪 四天王寺は地域に密着した檀家寺でした
法隆寺と同じく聖徳太子縁のお寺。一度は訪れたいと思っていた寺でした。心斎橋と阿倍野に挟まれた広大な土地に完全なる伽藍を備えたよいしょあるお寺なんですが、、、
まず門をくぐり拝観料300円を納めてワクワクと金堂に向かうとなんだか様子が?コッ、コンクリート?中に入ると壁画が。でもデザインは今風の人物描写。そして荘厳な四天王と仏様も新しい感じでした。
向にある五重塔もコンクリート製。しかし最上階まで登ることができます。さっそく靴を脱いで上がってみると、なんと檀家専用の供養塔で内部は位牌?でびっしり。部外者を寄せ付けない雰囲気です。最上階は一応、仏舎利が安置してあるんですが、、、その窓から四方を眺めるとなにやら古そうな建物がありました。
その前に伽藍を端まで歩いて行くと唯一といて良い「遺構」がガラス越しに観ることが出来ます。屋根の遺構でしょうか?
太子堂は古そうに見えますが昭和の再建。上がってみると奧にかすかに太子象が鎮座しているのが窺えます。その奧の六角堂はなんと檀家の納骨堂でした。一般の内部拝観は遠慮するとのこと。
太子堂の庭の奧に五重塔の基壇のようなものがありました。特に説明はありませんでしたが、、、
最後の期待、六時堂も檀家専用施設みたいで内部には入れません。その前に石舞台がありますが、これは重要文化財に指定されていました。(六時堂も)
あと博物館の入り口付近に日本で三番目に古い石の鳥居の一部がありました。「手水」も古いものだそうでこれは撮影してきました。
戦争で消失しなければもう少し訪れる観光客も多いのかも知れません。
もう一つ、重要文化財指定の通用門を観られなかったのが残念です。
今回の撮影機材はPENTAX Q10ズーム。なんだかこれといって特徴の無い画になってしまいました。モニターも見にくく常用したい機材ではありませんでしたが、下記のオリーブ色の単焦点レンズなら考えも変わるかも?
というかQ10は小さいし操作も簡単そうなので(特にズームレンズの収納性)、OLIMPUS PENMINIの扱いに戸惑っている親父用に買ったんですが、画素部分がコンデジと同じとは、、、、すでにレンズ云々より画疎部で限界がきていました。
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