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2019/02/03

夏目漱石 「虞美人草」に苦戦

「吾輩は猫である」「坊ちゃん」は有名ですが夏目漱石の本領は、その他の小説に神髄を見いだせると思っている私です。

上記小説を代表作と思って他を読むと、あまりの違いに当惑する人もいらっしゃるかも? とにかく暗い話が多いんです。でも話自体はめちゃくちゃ面白い。純文学にして推理小説と恋愛小説が入り交じったような面白さ。読み出したら先へ進まないと気が済まない!

何より舞台は明治時代がほとんどなのに「読み易い!」んです。現代人でも大方の背景が想像できるし難しい言葉はほとんど使っていないから。

恥ずかしながら「三部作」と言われる連作(正確には連作ではない)が2セットあるということです。特に面白いのが、

「三四郎」「それから」「門」の三部作です。三部作といわれる所以は主人公の年齢が順に上がっている、ということらしいです。関連はありません。

後半の三部作、「こころ」「道草」「明暗」も前期三部作に劣らずめちゃくちゃ面白いです。「明暗」はかなり分厚く読みでがあるのですが、なんと途中で夏目漱石がなくなってしまったので(胃潰瘍)とても残念です。これから面白くなるところで終わってしまうのですから、、、

前置きが長くなりました。「虞美人草」ですが、漱石が学校を辞めて初めて書いた小説(その前に「我が輩は猫である」「坊っちゃん」は発表済み)だそうですが、とにかく読み難いんです!東海道膝栗毛の口語訳でない原文や枕草子、源氏物語よりも哲学が入っている分、読み辛いです。正直、ただ活字を眺めているだけ、そうそう、似た感じの小説がありました。

シェークスピアの「リア王」のように戯曲というか舞台の台本のような印象を受けました。とにかく情景描写が多いし台詞の応酬が多いんです。

もうめげて「行人」「彼岸可迄」に逃げてしまうかも知れません、、、

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