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2019/02/03

夏目漱石の小説に出てくる「下女」を探りに明治村へ

夏目漱石の小説を読んでいると、やたらに「下女」というのが出てきます。女中や今でいうお手伝いさんらしいのですが、ほとんどの小説に登場します。

でも、なぜそうまでに興味を持つのか?

漱石が比較的裕福な家庭で育ったので、どこにでも下女がいると思い込んでいるのかと?(勝手な想像です)

主人公の家はおおよそ裕福な出、という設定が多いので分かりますが、友人は逆に日々の生活に苦労する、という設定が多いです。なのに下女を雇っているんですから。いくら明治時代といっても給金がなし、という分けでもなさそうです。(ある解説には当時、房総方面から働くに出ていることが多いと)

大体がどこから働きに来ているのか分からないのが普通(話の本題から外れている)ですが、ただ一つだけ、植木屋の娘、という記述があったのが収穫でした。

「道草」では、はっきり分かりませんが下女が複数人いるかのような記述も。「下女部屋の中から一人」みたいな記述がそうです。樋口一葉が9円?で一月やりくりしていたときに主人公や漱石は100円以上貰っていたそうですから下女も雇える訳です。が、先にも書いているように主人公に借金を申し込むくらいな友人宅でも下女がいることに疑問を持った次第で、、、

そこで下女部屋はどんな部屋で、どういった間取りに位置していたのか、明治村の夏目漱石が3年住んでいた住宅をみてきました。もう、何回となく見てはいますが下女の部屋や主人公が来客と面談したシーンや、奥さんが産気づいて横になっている居間の雰囲気を知りたかったので屋内まで上がって見てきました。

まず、気になったのが門構えがなかったこと。ほんとは有ったのでは?と。小説には必ずと言っていいほど門の記述がけっこう細かく気されていたりします。

下女部屋は玄関を入ってすぐ、台所の真横にありました。2畳ほどの狭い部屋でした。

奥さんが普段、繕い物をしている部屋はこんな感じかなぁ。

友人や義父が借金を申し込んできた時に面と向かった居間はこんな感じかなぁ、

直ぐに入ってしまう書斎、或いは翌日の講義に遣う文献を揃えたのはこんな書斎かぁ、みたいな想像をしながらみてきました。

が、実際にここに住んでいるときに書かれた小説は「我が輩は猫である」なんですけど。そうそう、その小説にはここの様子がそのまま書かれているとか?

寝室も一番奥にありましたが小説にもほとんど書かれていません。ただ、なかなか寝れないとか、奥さんが倒れたときの記述はありましたが。その横は厠です。

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