2018/02/27

HP 200LX 偏光フィルム交換に挑戦するもちょっと失敗

HP200LXの液晶に貼ってある偏光フィルムは経年劣化で画面が黒済み、見えにくくなってしまう現象が多発しているようです。ご多分に漏れず私の愛機も発症してしまいました。

ヤフオクで偏光フィルムの「端布」が出品されていたので500円弱で落札して、自分で治してみることにしました。届いた偏光フィルムは2枚入りでしたが、2枚ともハズレでした。ハズレとは見えやすくなる角度では1枚分取れないということです。捨てるのもモッタイナイので継ぎ足しで使うことにしました。

古い偏光フィルムを剥がすのは、そんなに難しく有りませんでした。「枠」は両面テープで貼ってあるので剥がすだけ。液晶部品を取り外すには6角ドライバーが必要です。が、引っ越しの時、どこかに紛れ込んでしまって、、、、

でも、取り外さなくても偏光フィルムは剥がせることが分かりました。角から剥がしましたが強力な糊が残ってしまって、このままでは新しい偏光フィルムを貼ることが出来ません。

消毒用エタノールがあったので剥離剤の代わりにティッシュに含ませて糊を剥がし出しました。角が取れにくいのでせっせと磨くように剥がしていきました。

きれいに剥がせたと思ったのですがフィルムを被してみると液晶に「欠損」が、、、、、、、、割れてはいないのに、、、おそらくはエタノールを浸けすぎて回路に浸透、回路に異常が出てしまったのでしょう。

完全復活とはいきませんでした。残念です!

が、まったく使えないと言うわけではありません。

今使ってみると恐ろしく遅い反応スピード、まともに動かないメモリ不足(スワップで解消は出来ますが)。でもですね、VZエディタが使えるのに意味がある!とも言えます。万能アプリといってもいいです、VZエディタは簡易ワープロは勿論のことファイラーとしても使えるし、FAXだって出来ました。表計算まがいのアプリ(ではなくプラグインか)もあったし、Windowsが出る前はDOS上でほぼすべてVZにて仕事をしていました。

といっても最近の若い人には、何を言っているのかサッパリ分かりませんよね。

今、ヤフオクで18000円程で落札されているようですので、もう1台持っていてもいいのかも、、、使わないけど、、、、

ここでひとつご注意を。

偏光フィルムを貼る場合、空気がなるべく入らないように慎重に行うことをお勧めします。入ってしまったらスマホのように後から空気を押し出すことが出来ません。これで私は2度作業をやり直しました。できればヘラを使って慎重に貼るのが良いでしょう。

最後の画像が継ぎ足し(角度を合わせないといけません)と、空気が入った様子のアップです。

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2010/09/06

HP 200LX FILMTNでファイル管理もさくさく のはずが、、、

FILMTNはファイル操作にはかかせない便利なファイル管理のフリーソフトでVZと同じく200LXでなくてはならない使い慣れた文房具みたいな存在でした。

なのに、、、もうドライブの移動さえもたもたへろへろ、、、おかしいなぁ。あまりに便利なのでDOSからWindowsになっても使おうとしたことを思い出しました。しかしマウス時代になって逆に使いにくくなってしまたような?いまはFileVisorが手放せないファイラーです。

そうそう、2画面ファイラーならK-Launcherがとても使いやすかったですね。ファイルのコピーや移動はもっぱらこちらでやっていたような。後半はKLをメインで使っていました。画像はK-Launcherです。モノクロ画面にマッチする色設定に時間を費やしたなぁ、懐かしい。

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2010/09/05

HP 200LX 久しぶりに起動

ときどき無性にLXが、いやVZエディタが恋しくなり引き出しから引っ張り出して電池を装填、起動してみました。8X11フォントはCドライブに入れて動作を速くしていたらしく、復活してみると一番見やすい11フォントがないのでエラー音が何度もなりました。AドライブからCのDATフォルダ(記述で任意のフォルダに指定できます)にコピーして最初の問題クリア。

次に問題なのがVZがメモリ不足で起動エラーになること。これも「教本」を引っ張り出し素のDOSにしてクリア。あぁなんと打ちやすいPDAなんでしょう!いまでも一番の小型マシンは普遍です。ところが決定的な問題発生。せっかく打ち込んだ文章がLXから取り出せません。いまやTYPE2のPCカードが差し込めるパソコン、ましてやMacなんてありません。カードリーダーでさえTIPE2が差さるものはありません。

そこでPCカードアダプタ を探してみたらありました(当然ですが、、、)。それはいいのですが価格が随分下がりましたね。440円とかなんです。送料が500円ほどかかりますが、それにしても安くなりましたね。さっそく注文しました。ま、これでテキストだけCドライブにまずコピーさえすればなんとか読み込みはできることになりそうです。

余談ですが画像の「教本」の最初に「200LXはりっぱなパソコンです」という言葉がいまでも忘れられません。事実、一昔前の(当時)パソコンと同じ性能を持っていました。今でも起動できる東芝のラップトップ(と当時言っていました)と同じ性能とは感動さえします。あ、今度はJ3100 SS001を久しぶりに起動してみようかな。初めて「一太郎」を知ったのはこのラップトップでした。かなり使い込んだ思い出ある機種。あ、これも媒介メディアはフロッピーなので一問題ありそうです。HDDはまだオプションという時代でした。

もひとつ余談。当時、200LXに差すPCカードドライブで10MBといえば大容量という感じでした。価格は忘れましたが日本語化キットインストール済みカードはは5MBでした。私はモデム機能付きカードを購入してせっせとパソコン通信をしていました。電話機からモジュラージャックを引っこ抜いて接続。電話代が1万円を超して怒られた記憶が懐かしいです。

ついでに思い出したので、、、DynaBookJ3100 SS001 の後に買ったNECのサブノートPC9821LT、独特のトラックボールがあり使いやすいマシンでした。でメモリを増設したのですが4MBで6万円した記憶です。今思うと、とてつもなく高価なメモリ代でしたが当時はそれくらいが当たり前の価格だったのかも知れません。この機種も今でもWindows95がりっぱに動きます。ただし内蔵電池がダメになってメモリ効果がありません。Web閲覧もできますよ。桜散るスクリーンセイバーが懐かしい。あ、インストールはフロッピー20枚以上、大変な作業でした。260MBというHDD容量は同時でも大変苦労した少なさ、不要ファイルの削除が仕事だったりして、、、

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2010/03/16

当ブログがEnjoy!スマートフォンブログさんで紹介して頂きました

Enjoy!スマートフォンブログさんで当ブログを紹介頂きました。かなり多くのスペースを割いてくださって大変恐縮しております。プロの方やハイアマチュアの方から見れば稚拙な内容で見るに堪えないとは思いますが、自分なりに感じたこと、分かったことを記事にしてアップしてきました。

W-ZERO3に出会う前はPalmオンリーでしたが、実はWindowsCE1.0からのキーボード端末ファンです。当初はモノクロ画面で動作も緩慢でしたが、それでも容体の小さなWindowsマシンということでかなり気に入っていました。CE2.0(だったかな?)でHPからカラーディスプレーマシンが出たときには真っ先に飛びつきましたね。そのCE1.0から基本的な使い方が同じというのは喜んでいいのか悲しいことなのか?

未だにDOS的な入力や操作が必要な場面が多々あります。インストールの流れにしても同じ。初めて触る人はどうしているのか不思議に思うことがあります。(逆にそれがHP 200LXをいじっている時のように楽しく思えるですが、、、)アプリを削除してもかなりのファイルが残ったまま、ファイラーから手作業で削除しなくてはいけません。(そのままでも問題は無いのですが)

iPhoneはシステム的な動作がまったく見えません。それが当たり前なので逆にシステムファイル、隠しファイルが見えてしまうと困惑してしまうでしょうね。WMは反対にシステムファイルは見えるようにしておかないといけない場合がけっこうあります。いまだにフリーズは当たり前ですし。

WM7はまったく別物として出てくるそうですが、もしかしてiPhone的な中身の見えない仕様になるのかもしれませんね?6.5Xと併売していくと日本の広報が言っていましたが、私は必ず7シリーズのみになると思っています。そんな余裕はないはず。

あ、くだらない回顧を長々と書きました。

Enjoy!スマートフォンブログさん、ほんとうにありがとうございました。

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2007/03/28

hp200LX 駆け込み寺があった!

最近、電源ONボタンが入りにくくなたのに加えて左シフトボタンも効かなくなりました。これはもう文字入力やマクロにも影響大です。分解してキーボード基盤の清掃をしようとしましたが分からないので断念。組み直したらもう電源さえ入らなくなりました。
もう私の200LX人生、DOSの師匠、VZで遊ぶのは「終わった」 そう思うと寂しくなりました。
すっかり落ち込んでしまった昨夜ですが、考え直してGoogleに「200LX 修理」と打ち込んだら出ました!200LX故障修理、改造ご案内<矢澤行政書士事務所> このページで不良箇所の対処法も紹介くださっていました。私の故障症状も載っています。さそく分解して綿棒で汚れを拭き取りブロワーで埃を取り除いただけで見事、正常に動作するようになりました!
写真を撮るのもすっかり忘れて喜びました。よかった~
なお液晶のバックライト改造も12000円でやっていただけるので、いつかお願いしたいと思います。クロックアップも魅力ですしメモリ増設もやりたい。20000円あれば最強の200LXができあがりそうです。ありがとうございました。
P3280007 ※ 私の考えですが接点部分にベンジンのような溶剤は使わない方がいいと思います。綿棒でやさしく拭き取るだけで直りました。最悪の場合、基盤のプリントが剥がれて再起不能になるからです。

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2007/03/26

HP 200LX最強のファイラー K-Launcher

HP 200LX 標準のファイラーは2画面で使いやすそうですが実は使いにくい。ビューワー、ランチャーともにワンキーでは実行できない。そのことを忘れていたのです。あぁ思い出した。FILMTNを使っていたんだった、と思い起動してみると一画面ファイラーです。使いやすさはピカイチでWindows98あたりまで使っていた記憶ですが200LXで使っていたのは違う。もういちどよく探してみたらKLというファイルが。これだっ!2画面でビューワーとしてもランチャーとしても機能する万能ファイラーは。K-LauncherはFATフォーマットなら動作するようですのでWindowsMeまでなら動くのでしょうね。PC9821LtのMS-DOSマシンとして再出発するにふさわしいファイラーです。ただしVZエディタのフロッピーを紛失しているのでPC9821のエディタマシンとしての再出発はまだまだですが、、、Kl_cap1

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2007/03/23

HP200LXにすがる

Windows95のプロダクトキーをなくしてしまった。しかし「過去」の私のことである、きっと何かのデジタルデバイスに書き留めていることであろう。そんな過去の自分に期待しながら、そのころ使っていたhp200LXを引っ張り出して起動を試みた。まずバックアップバッテリーがなくなっていたので初期化状態でしたが外部から交換できる200LX、しかも手に入りやすいCR2032ボタン電池ですのですぐに復帰。コンパクトフラッシュに格納されているDOSを次々に読み込んで立ち上がりました。しかしここでもDOSをすっかり忘れていたためにはじめから勉強し直しです。やっとVZエディタが起動できるようになったので_DAT.TXTを開いてみるとありました!Windows95のプロダクトキー!!またしても過去の自分に助けられたのでした。

P3230003

 

それにしてもDOSはおもしろいです。いやそれよりも世界最小?dos/vマシンが動いてるのが楽しい。普通にMS-DOSです。唯一難点をあげればバックライトがないことくらいでしょうか。

 

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