HP 200LX 偏光フィルム交換に挑戦するもちょっと失敗
HP200LXの液晶に貼ってある偏光フィルムは経年劣化で画面が黒済み、見えにくくなってしまう現象が多発しているようです。ご多分に漏れず私の愛機も発症してしまいました。
ヤフオクで偏光フィルムの「端布」が出品されていたので500円弱で落札して、自分で治してみることにしました。届いた偏光フィルムは2枚入りでしたが、2枚ともハズレでした。ハズレとは見えやすくなる角度では1枚分取れないということです。捨てるのもモッタイナイので継ぎ足しで使うことにしました。
古い偏光フィルムを剥がすのは、そんなに難しく有りませんでした。「枠」は両面テープで貼ってあるので剥がすだけ。液晶部品を取り外すには6角ドライバーが必要です。が、引っ越しの時、どこかに紛れ込んでしまって、、、、
でも、取り外さなくても偏光フィルムは剥がせることが分かりました。角から剥がしましたが強力な糊が残ってしまって、このままでは新しい偏光フィルムを貼ることが出来ません。
消毒用エタノールがあったので剥離剤の代わりにティッシュに含ませて糊を剥がし出しました。角が取れにくいのでせっせと磨くように剥がしていきました。
きれいに剥がせたと思ったのですがフィルムを被してみると液晶に「欠損」が、、、、、、、、割れてはいないのに、、、おそらくはエタノールを浸けすぎて回路に浸透、回路に異常が出てしまったのでしょう。
完全復活とはいきませんでした。残念です!
が、まったく使えないと言うわけではありません。
今使ってみると恐ろしく遅い反応スピード、まともに動かないメモリ不足(スワップで解消は出来ますが)。でもですね、VZエディタが使えるのに意味がある!とも言えます。万能アプリといってもいいです、VZエディタは簡易ワープロは勿論のことファイラーとしても使えるし、FAXだって出来ました。表計算まがいのアプリ(ではなくプラグインか)もあったし、Windowsが出る前はDOS上でほぼすべてVZにて仕事をしていました。
といっても最近の若い人には、何を言っているのかサッパリ分かりませんよね。
今、ヤフオクで18000円程で落札されているようですので、もう1台持っていてもいいのかも、、、使わないけど、、、、
ここでひとつご注意を。
偏光フィルムを貼る場合、空気がなるべく入らないように慎重に行うことをお勧めします。入ってしまったらスマホのように後から空気を押し出すことが出来ません。これで私は2度作業をやり直しました。できればヘラを使って慎重に貼るのが良いでしょう。
最後の画像が継ぎ足し(角度を合わせないといけません)と、空気が入った様子のアップです。
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